保健指導のご案内

2024年度の保健指導は、健康保険組合で策定した「データヘルス計画」、および「特定健康診査等実施計画」に基づき、特定保健指導、けんぽ保健指導プログラムを実施します。

特定健診・特定保健指導について

「特定健診(特定健康診査)」は、問診・身体測定・血液検査・尿検査・血圧測定などを行い、メタボリックシンドローム・高血圧・糖尿病・脂質異常症などの生活習慣病を早期発見して、対策につなげるための健診です。 なお、人間ドックにもこの診査が含まれています。

「特定保健指導」は、特定健診の結果をもとに、メタボリックシンドロームの予防や解消を目的に行われる支援のことで、リスクの状況に応じて「積極的支援」「動機づけ支援」というレベル別に対象者を選定します。

背景  医療費適正化の目的で、生活習慣病対策を充実・強化の必要があるとの考え方により、2008年から40歳以上の方に対する特定健診・特定保健指導が導入されました。
 その実施率の向上を図ることは、国を挙げた大きな取組として省庁横断的に進められる健康づくりの礎となっています。
受診メリット ・自分自身の健康状態を把握
・健診結果を踏まえ、現在の健康状態にあったアドバイスを無料で受けられる
 (大京健康保険組合が費用を負担しています)
・疾病予防によって、いつまでも健やかな生活を送ることにつながる

2024年度~2029年度の「特定健康診査等実施計画」を定め、特定健康診査及び特定保健指導の取り組みを進めていきます。

「特定健康診査等実施計画(第4期)」

保健指導の概要

保健指導は、「病気」の域に達する前に、より健康な体を維持していくことを目的としています。
現状の健康診断結果の数値をそのまま放置すると高血圧症や脂質異常症等の「生活習慣病」になり、最終的には脳梗塞や心筋梗塞等の深刻な事態に進展してしまう可能性がある方を対象に、生活習慣を改善し、病気を予防するために行います。
なおこれらは、会社と連携し、幅広い層を対象とした保健指導であり、勤務時間内(所定労働時間内に面談を受ける場合は勤務扱い)において実施します。

 ※「データヘルス計画」

政府の「日本再興戦略」(2013年6月閣議決定)のひとつのテーマである「国民の『健康寿命の延伸』」の実現に向け、2015年度からすべての健康保険組合に対し、健診結果やレセプト等のデータ分析、それに基づく加入者の健康保持増進のための事業計画として「データヘルス計画」の作成、事業実施等の取り組みが義務付けられており、2015年度からの3ヶ年計画、2018年度からの6ヶ年計画として実施してまいりました。 2024年度からは、第3期データヘルス6ヶ年計画として実施しています。

データヘルス計画の詳細はこちらから

実施方法および対象者

外部の専門機関、または大京健康保険組合の保健師等の指導(リモート面談)による目標設定、および実施フォローを行います。 一部、医療機関での面談も実施が可能です。
※所定労働時間内に面談を受ける場合は勤務扱いとなり、会社貸与 PC の利用も可能です。

(1)特定保健指導(40歳以上被保険者、被扶養者)

対象者 40歳以上の被保険者、被扶養者で判定基準値に該当する方
実施方法 ①専門家が面談を行い一人ひとりに適した生活習慣改善のための目標設定
②目標設定後は面談や電子メール等を通じて目標達成に向けた行動を無理なく続けるための支援を3ヵ月以上実施
③面談は原則オンラインによる遠隔面談

(2)けんぽ保健指導プログラム(40歳未満被保険者)

対象者 40歳未満の被保険者で判定基準に該当し、健保が指定した方
実施方法 関係動画リンク等をメールまたは郵送にて送付

特定保健指導対象の選定基準は?

 以下[判定基準]と、検査結果や問診票の内容から『特定保健指導』の対象となるか判断されます。

<判定基準>
腹囲が男性85cm以上、女性90cm以上
腹囲は上記未満だが、BMI[体重(kg) ÷ 身長(m) ÷ 身長(m) ]が25以上

[1]まず、上記基準を見ていきます。
[2]次に、検査結果の数値や問診票の記載項目について見ていきます。
   (血糖・血圧・脂質にて異常値が出ていないか、問診票で喫煙歴がないか・・・など)
[3]上記結果を法令に沿ってグループ分けし、指導対象の判断、および支援内容(①積極的支援/②動機付け支援)が決まります。

なお、腹囲もしくはBMIで対象基準となっても、血糖・血圧・脂質に異常値がない場合は対象になりません。 また「高血圧、糖尿病、脂質異常症」で治療・服薬中の方は対象外となります。

指導については、専門的知識・技術を持った方(外部専門機関のトレーナー・保健師・医師等)がサポートしていきます。

①積極的支援 こちらに該当した方は、生活習慣病になるリスクが高い状態です。
自ら行動目標を設定し、専門家の支援のもとで積極的に生活習慣の改善に取り組んでください。
②動機付け支援 こちらに該当した方は、生活習慣病になるリスクが現れ始めた初期段階です。
自ら設定した行動目標に対して、正しく行動できるように専門家が支援していきます。

目標達成目安は・・・保健指導期間3か月で【体重マイナス2kg かつ 腹囲マイナス2cm】

すぐ下のリンクから『選定基準詳細』を確認してください。
早期に、指導対象から卒業し、健康な身体を取り戻しましょう! 

生活習慣病について

生活習慣病・・・、成人病といわれる「がん」「心臓病」「脳卒中」などが、実は普段の何気ない生活習慣によって、その発症や進行に関与しているということから、このように呼ばれています。
食習慣や運動習慣、休養・喫煙・飲酒等の有無などによって、自覚症状のないまま進行していく怖さがあり、前段階である『メタボリックシンドローム(通称メタボ)』が始まりです。
このメタボは、すでに ❝ 脂質異常 ❞ ❝ 高血糖 ❞ ❝ 高血圧 ❞ などが起こっている状態なのです。
ただいま、以下3本の動画を限定公開していますので、一度ご覧になってみてください。

【加入者限定 ショート動画(1本3~4分程度)公開中】

※動画ページへのアクセスには以下パスワードの入力が必要です。

このページのトップへ